中学受験社会アプリゲームおすすめ3選!地理・歴史・公民を楽しく学ぼう

中学受験社会アプリゲーム

中学受験の勉強といえば、塾に通って宿題を解くというのが定番です。受験勉強は大変、つらい、といったネガティブな感情を持っている人も少なくありません。確かに毎日机に向かった勉強するというのは大変です。受験勉強となると、習い事や友達との約束もセーブすることも増えてきます。

長い受験勉強を楽しみながら取り組むためには、息抜きが大切です。とはいえ、受験勉強をしている子たちが息抜きをするとなると、友達と予定を合わせるのも難しいですし、塾や勉強を休むと取り返すのが大変で逆にストレスがたまってしまうことも少なくありません。そこで取り入れたいのが日常の中で手軽に取り組める息抜き法です。

手軽に取り入れられる息抜き方法として、特におすすめしたいのが、アプリを利用した社会のゲームです。最近では遊びながら勉強できる優秀なアプリゲームが多く登場しています。そこでこの記事では、おすすめの社会のアプリゲームと利用するときの注意点について紹介していきますので是非参考にしてみてください。

目次

中学受験社会の勉強にアプリを活用する方法

中学受験の勉強としてアプリを活用するにあたっては以下の2つに注意をしましょう。

塾の授業や教材の補助教材として活用

今は多くの学校が4科目受験となっており、社会の試験を受けることが必要です。中学受験の社会というのは、中学高校の授業の内容にも含まれるものが多くあります。そのため、受験勉強の社会の勉強をするというのは、単に入試に合格するためだけでなく、中学高校の社会の内容の土台作りでもあるのです。

中学受験で学習する社会の内容というのは、地理・歴史・公民の3分野があり、どれも学習内容が多岐にわたります。ただ語句を覚えるだけでなく、漢字で正しく書けるようにすること、語句と語句のつながりまで理解することが必要です。

これだけのものを身につけるとなると、アプリの学習だけでは無理があります。そこで、アプリでの学習の位置づけは、あくまでも塾の授業や宿題の補助教材として時間を取るようにしましょう。

時間を決めて息抜き感覚で取り組む

先に述べた通り、あくまでもアプリでの勉強は補助教材としての位置づけです。そのため、塾の授業や宿題の合間に取り組むことを前提としましょう。いくら受験生でも、一日中勉強をすることは不可能です。途中で休憩も必要ですし、気分転換も必要でしょう。そこで、休憩や気分転換のときにアプリに取り組むようにすると、空き時間を有効活用できます。

勉強の合間の自由時間とはいえ、子どもたちがダラダラしていたりゲームをしていたりすると、保護者は見ていてヤキモキするものです。思わず「そんなのしている時間があったら勉強しなさい」といった声を掛けたくなってしまいます。せめて、自由休憩の時間にもゲームやアプリであっても勉強に関わる者となれば、保護者も見守りやすくなります。

ただし、勉強につながるものということで、アプリを使うときにスマホやタブレットの使用を許可しても、子どもたちの中にはアプリをしているように見えて遊んでいたというケースも少なくありません。ゲームやアプリを利用するにあたっては、事前にしっかりと約束を取り決めておくことが大切です。

塾に通う前の勉強練習として

塾に通い始めると、毎日宿題をするための確保が必要になります。また、最初から授業の内容を聞いてすべてを理解するというのは決して簡単なことではありません。そこで、塾に通い始める前に、毎日机に向かう習慣をつけたり、社会の基礎的な知識となる都道府県や県庁所在地などを遊びながら勉強したりするためにアプリを使うという方法もあります。

最初から毎日机に向かってガリガリと勉強すること、塾の授業を集中して聞くということは決して簡単なことではありません。普段学校の宿題については集中して取り組めていたとしても、塾の勉強となると難易度も上がりますし取り組むのに必要な時間も長くなります。

そこで、アプリを通して毎日机に向かう習慣をつけたり、基礎的な内容を身につけたりすることもとても有効です。

中学受験社会アプリおすすめ6選

では、具体的にどのようなアプリを勉強に取り入れると良いのでしょうか。おすすめのものを6つ紹介していきます。

すいすい都道府県クイズ

アプリの名前の通り、都道府県の位置を覚える練習アプリです。アプリで出てくる漢字にはすべて読み仮名が降られています。そのため低学年のうちから取り組むことが可能です。都道府県は地理の中でも知識の基盤となるとても重要なものです。そのため早いうちから取り組んでおくと、塾の授業の予習にもなります。

アプリの利用料は無料です。そのため画面の下に広告が表示されています。広告画像もあまり大きな表示ではなく、クイズを解くときの妨げにもなりません。アプリには都道府県バージョン以外に県庁所在地バージョンもあります。そこで、都道府県が終わり次第県庁所在地も合わせて確認することがおすすめです。

日本の地理

都道府県だけでなく、日本地理として覚えることには山地や山脈、川、平野といった白地図の内容も暗記をしなければなりません。そこで、都道府県名や県庁所在地が覚えられたら次に取り組みたいアプリが「日本の地理」です。アプリの中では、白地図内容が一通り学習することができます。

無料アプリであるため、広告が多く出る点では操作性が良いとは言い切れません。しかし、アプリの内容はとても精度が高く、取り組んでいくとそれぞれの場所と名前を暗記していくことができます。このアプリを続けることで白地図内容は完璧に仕上げることが可能です。

書き取り日本一周FREE

アプリでの学習で不安なことは、地名などの漢字を正しく覚えられるかどうかではないでしょうか。その課題を解消してくれるアプリが「書き取り日本一周FREE」です。アプリでは、日本地図から都道府県名や山地、湖、半島といった用語を手書きで練習していくことができます。

書き取りアプリはどうしても正しく認識されないこともあり、丁寧に書けないと思うように正解とならずストレスを感じることもあります。しかし、その点については割り切って取り組んでいくようにしましょう。

歴史年号丸暗記

名前の通り歴史の年号を覚えるためのアプリです。年号と歴史だけのシンプルな構成になっているので、年号と出来事を覚えることに集中できます。テストの方式も年号が順に進むだけでなく、ランダム形式のものと2種類の選択が可能です。

操作性も高く、過去の取り組み履歴を確認したり、間違えた問題だけを解き直したりといった活用もできます。繰り返し取り組むことによって、年号を正確に覚えていくことができるでしょう。

中学受験 社会・日本史220問

中学受験で出題される日本の歴史で頻出の問題をまとめたアプリです。ジャンルも幅広く、一通り中学受験の日本史内容がマスターできる内容になっています。220問なので繰り返していくことで確実に知識を身につけられるようになるでしょう。

アプリは無料であるため、使っていると広告が出てきます。その点では使い勝手が良いとは言えません。ただ、反復練習ができること、問題を解いていくことで語句とその説明までが暗記できるという点では短期間で得点力が身につけられるアプリといえるでしょう。

中学社会 地理・歴史・公民

アプリとしては中学生向けのものです。しかし、取り扱っている内容の多くは中学受験のものであり、なおかつ地理・歴史・公民の3分野を収録しています。一つのアプリで3分野すべてが学習できるので、いろいろ取り組むのが面倒という人におすすめのアプリです。

3分野が収録されていますが、問題数も多く、さらに分野も分けられています。そのためその日の気分や塾の授業内容などにあわせて取り組むことが選べて便利です。問題のレベルも中学受験に対応しているものばかりなので、解いても全然わからないとか習っていないものばかりが出題されるといった不安もありません。

中学生向けなので、中学受験が終わって中学に入学してからも活用することができるでしょう。

中学受験社会アプリは取り組む前にルールを決めておこう

アプリは勉強の一環ではありますが、これまでに説明した通り、アプリだけでは勉強が完結しません。また、休憩中にアプリをしているふりをして他の遊びをしていてトラブルになるケースもあります。そこで、アプリに取り組む前には明確にルールを決めておくことが望ましいです。

  • 一度に使用できる時間
  • 部屋に持ち込まない
  • アプリ以外のものは取り組まない
  • 一定時間以上勉強をしてから
  • 宿題が終わってから
  • 夜は取り組まない

などのルールを決めておくと、正しい活用をしやすくなります。後からルールを決めようとしてもなかなかうまくいきません。アプリに取り組む前に最初に親子で取り決めておくことが大切です。親が勝手に約束を決めるのではなく、一緒に話し合ってルールを決めるようにしましょう。話し合うことによって、子どももルールをきちんと守ろうという意識を持ちやすくなります。

まとめ

ここまでで、社会の受験勉強にアプリを活用するメリットと、おすすめアプリについて紹介をしました。ゲームやアプリを通して勉強することで、自由時間を上手に活用することができたり、遊びながら勉強をすることができたり、といった効果があります。上手に活用をすることで、勉強に良い効果をもたらす教材の一つです。

おすすめのアプリについても6種類紹介をしました。子どもによって向いているものが異なりますし、アプリによって取り扱っているジャンルも様々です。一つに絞るのではなく、複数のアプリを活用することにより、社会の知識を完成させていきましょう。

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